イベント参加者募集中!

特集【新しい風】高梁初!いや世界初!!高梁炙り番茶

世の中には頭につけるだけで、商品力が高まる魔法の言葉がある。

例えば「トロ」なんでどうでしょう?

魚に付けてみるとトロサーモン、トロイワシ、トロサンマなど

脂のノッた口の中でとろける印象を受け200円くらい値段が上がりそうな言葉である。

脂のノッた口の中でとろける印象を受け200円くらい値段が上がりそうな言葉である。

他にも「霜降り」

霜降り和牛、霜降りヒラタケ

キメの細かい上品でジューシーな味わいを想像させ、口の中から自然と唾液が出てくる。

キメの細かい上品でジューシーな味わいを想像させ、口の中から自然と唾液が出てくる。

そして本題の「炙り」

炙りホッケ、炙り豚トロ

香ばしい味わいを連想させる。

香ばしい味わいを連想させる。

 

高梁でそんな魔法の言葉を使った商品が生まれたと聞いたので、生産者に真相を伺ってみた。

生産者は松原町で農業に取り組む浦田さん。七福神の様な優しい笑顔が特徴である。

今回はその優しそうな笑顔の裏側にある、裏田さんの炙りビジネスを探ってみたい。

こちらが浦田さん 優しそうである。

こちらが浦田さん 優しそうである。

 

自「こんにちはー炙りの商品が新発売されたと聞いたのですが」

浦「これだよ」

茶葉がまるまる入ってワイルド!!

茶葉がまるまる入ってワイルド!!

炙り番茶!!魔法の言葉のひとつ「炙り」を贅沢に使用している。

なにより、茶葉がまるごとというか軸まで入っている!!そしてほのかに香ばしい香りが・・・

「これはまるでお茶の姿焼きやーー(彦摩呂風)」

少し興奮した気持ちを落ち着かせるために、目の前から強烈な香りを発するお茶をひとくち・・・

まずは一杯

まずは一杯

ゴクリ

なんとフルーティな味わい!そして香ばしい。ホットで飲むとより一層香ばしさが伝わってくる。

一言で言えば「美味い!!」そして、他の食べ物の味を邪魔しない。

 

笑顔が最高に素敵だ!!

笑顔が最高に素敵だ!!

目の前でニコニコしている浦田さんに炙り番茶の由来を聞いてみた。

私:なんで炙り番茶なんですか?

浦:地元の人が昔から飲んでいたんだよ、番茶は窯で炒るんだけど茶畑にはそんなものは無いから、近くで焚き火をしてそこでお茶を炙って飲んでたんだ

私:炙り番茶も炙っているのですか?

浦:二段階炙り製法で作ってるよ

私:二段階炙り製法???

浦:はじめは1回しか炙っていなかったのだけど、それだと中まで火が届かず若干エグみが残ったんだ。なので二段階で炙っているんだ。スモーキーな味わいも二段階すること生きてくるんだ。

このようにしてしっかり中まで炙っている

このようにしてしっかり中まで炙っている

私:ちなみにこのパッケージに書かれているZERO番茶って何ですか?

浦:ZERO番茶は一番茶の前に収穫する茶葉で、一番茶を積む前段階で刈り揃えを行うんだけど、そこで刈られる茶葉の中には旨味が凝縮した茶葉があって、それを使っているんだ。

それがZERO番茶!!簡単に言えば一番茶の赤ちゃん

ZERO番茶、すごくパワーを持っている葉っぱ

ZERO番茶、すごくパワーを持っている葉っぱ

私:本来捨てられていた資源に注目したアイデア商品なんですね!! 低カフェインで飲みやすくオススメです。

 

浦田さんが活動する高梁市松原町ではお茶の栽培が盛んでしたが、高齢化により管理に手がかかる茶畑をやむなく放棄する方も増えてきています。

美しい茶畑の風景を残すために、高梁紅茶の藤田さんや浦田さんなど新しいアイディアで茶畑を再生しようという取り組みが始まっています。

学生にもお茶畑の管理に参加してもらい、教育を行っている

学生にもお茶畑の管理に参加してもらい、教育を行っている

浦田さんと同じく、荒廃茶園再生に取り組みはこちらの記事で紹介しています

荒廃茶園を救え!松原町 荒廃茶園応援隊 ふらっと高梁記事

美しい茶畑の風景をいつまでも

美しい茶畑の風景をいつまでも

私:最後に、このパッケージのクマみたいな生き物はなんですか??

一度聞いたけど、忘れてしまった。。なんだろうこの生き物

一度聞いたけど、忘れてしまった。。なんだろうこの生き物

 

裏:・・・・・・

浦田さんはニコニコしながら帰っていった。

どうやら触れてはいけない事だったのだろうか・・・また日をあらためて聞いてみよう。。。

とにかく、すっきり美味しい炙り番茶オススメです!!

裏田さんの裏作として、サトウキビを始めています。こちらも楽しみ

裏田さんの裏作として、サトウキビを始めています。こちらも楽しみ

【炙り番茶説明文】

高梁の里山に住む地元の方々が、野良仕事の休憩に庭の茶木から茶葉付き小枝をポキポキと折り、焚き火で炙って香ばしい番茶を飲んでいた、古くから語り継が れている直火炙り製法に手を加え、旨味のたっぷり詰まった春番茶葉を使い、微醗酵や燻薫で香りたかい番茶に仕上げました。全て手作りのため、今のところ大量量産する事はできません。購入出来る場所は高梁市内に数軒とネット通販、イベント等を予定しております。

・大袋 104g入り(13回分)税込み1000円
・中袋 48g入り(6回分)税込み500円

【炙り番茶の美味しい入れ方 ホット】

①ティーポットか急須の茶こしに8gの茶葉枝を手で砕き入れる。

②沸騰したお湯を注ぎ、素早くお湯だけ捨てて雑味を洗い流す。

③香味を引き出すため、そのまま一分間茶葉を蒸らす

④80~90度の少し冷めたお湯を注ぎ、5分前後おいて完成

水出しにてアイスティーにもできます。

【浦田さんの運営するFBページ】

Facebook https://www.facebook.com/tabinohitofarm/ 旅農人ファーム

【炙り番茶の販売店舗】

吹屋・・・下町ふらっと  吹屋ふるさと村 下町側入り口にある観光案内所

高梁・・・駅前観光案内所