高梁に引っ越してはや3年。最近は慣れてしまい、すっかり驚くことも減りましたが、
関西から移住した当時は驚きと感動の連続でした。そんな驚きをまとめてみた。
1.テレビが映らない
テレビをケーブルに挿しても映らない。???テレビが壊れたのかなと思い電気屋さんに連絡してみると「そりゃケーブルテレビに加入せんと映らんで」と・・・ケーブルテレビに加入しないと地デジ映らないんです。そして、ケーブルを引っ張ってくる工事は結構高い。
工事費+月々の加入費は懐に優しくない。
2.高齢者が元気
染物のために片道5キロを歩いてくるおばあちゃん。草刈機を振り回すおばあちゃん。見た感じそこまで歳をとっている様には見えないが年齢を聞くと90歳を超えている。元気ですねと褒めると「ワシより先輩はたくさんおるから、こんなんで褒められたら怒られる」と返答も元気だ。
20代30代は子ども、40代50代で青年、60代でようやく一人前、若い人がいないため、いつまでたっても青年扱いが続くのである。若く思われるのはいいことだが少し恐ろしい
3.意外と歩かない
田舎の人は良く歩いて健康で元気というイメージでしたが、こっちにくると本当に歩かない。車がないと生活が出来ないので、家から目的地までドアからドアなのである。交通網の発達した都会だと電車の乗換や買い物などでよく歩くが、田舎は歩く場所が少ない。起伏の激しい場所ではママチャリも力を発揮しない、
運動のために夜にウオーキングをしようものならイノシシに出くわす危険もある。意外と運動不足なんです。
4.イベントが多い
旧市4町が合併した高梁市、イベントは旧市町でそのまま引き続き開催されている。それに加え、活性化のための新しい取り組み(イベント)が生まれてきており週末はどこかで何かが行われている賑やかな状態。冬季(12月ー3月)以外は毎週末イベントが開催されている。田舎の人は忙しいのである。
5.何かあったら反省会
「おい!このイベントが終わったら反省会するからヨロシク」と言われ、ビクビクしながら反省点を沢山考えて参加しました。参加してみるとなんてことのないタダの飲み会。反省してる様子もなく、むしろ褒め称えあっている。反省会=飲み会・打ち上げなのかな?
もっとポジティブな名前つけようよ!!
6.食費が減って燃費が増える
春は山菜、夏はトマト・きゅうり、秋は果物、冬は白菜・大根。季節の食材が簡単に手にはいります。狩猟免許をとったりイノシシの解体に参加すれば肉も手に入るので、肉と野菜は自給自足は可能です。その反面、移動のガソリン代・冬の燃料代は恐ろしく高くなります。不便な中山間地域にすむと移動は車、冬は寒さが厳しく広い昔の家屋の保温効果は低い。
寒さ対策としては出来るだけ狭い空間を作り、すきま風を無くして、その部屋だけを自分の領土として温め守りぬくことです。
7.もんげー
岡山三大ゴリ押し名物 桃太郎・きびだんご・もんげー ←NEW 最近、岡山県でゴリ押しの「もんげー」ですが、高梁では全く使われておらず、妖怪ウォッチの中の犬しか使っていない。
8.インディアントマト焼きそば
カレー味のトマトが乗った焼きそば、意外と美味い。昔、給食で出されていたんだとか。
9.ハットウジ
昔、八塔寺からくるお坊さんの臭いが強烈だったことから、臭い虫にこの名前がついた。そうカメムシのことです。2月から3月にかけて、我が家はどこからともなく発生したハットウジが飛び回ります。
天井裏を開けてみるとビッシリ冬眠中のハットウジに出会えるかもしれません。
まだまだ知らない驚きや感動があるかもしれません。面白いネタや調査依頼も募集しています。