「マルシェ」といえばフランス語で市場のことで、いまいろいろな地域でこのマルシェが開催されており、それはつまり地域の新鮮な産物などを販売する朝市だったり直売市だったりするのであるが、これほど高所で開催されるマルシェもそうないものと思われるのは、高梁市吹屋の「やまのうえのマルシェ」である。
高梁市吹屋といえばかつてベンガラの産地として栄え、現在はベンガラの産地として栄えた当時の面影を残す町並みが観光地として人気を博している町であるが、ここでゲストハウスをオープン予定(※)の田川さんが「やまのうえのマルシェ」の仕掛け人。
※ゲストハウス「ELEVEN VILLAGE吹屋」は今月19日(土)にグランドオープン予定。
もともと、吹屋でオーガニックレストランを経営していたこともあり、市内で有機無農薬栽培に取組む人らを応援したい、という思いで企画したのがやまのうえのマルシェだと言う。
実際、昨年5ヶ月に渡り開かれたマルシェでは有機無農薬の野菜や果物をはじめ、様々なものが販売された。
しかし、意外なことにこれまで宣伝活動には力を入れていなかったのだと言う。確かに、チラシを見たことがないし、毎月第二土曜日、気が付けば定期的に開催されていたという印象だ。
何故かというと「無理なく、ゆるりと」がコンセプト。散歩中の地域の人、たまたま訪れた観光客をターゲットに運営してきた。
それでも回を追うごとに出店が増えてきたのは、やはり出店者に負担を強いない運営が魅力的だったからだろう。
冬期を迎えて一旦小休止を挟んだものの、この度パワーアップしてマルシェを再開。以下のURLから確認できる出店予定は実に多彩で、賑やかなイベントになるのではないかと予測できる。
マルシェは明日、3月13日(土)に開催。週末に観光も兼ねてベンガラの町を訪れてみてはいかがだろうか。
【Facebook やまのうえのマルシェページ】
https://www.facebook.com/yamanoueno.marche/
【Facebook 第6回やまのうえのマルシェイベントページ】
https://www.facebook.com/events/1498350243792360/