高梁市の中山間に位置し、里山の風景が広がる農村地域、高梁市宇治町。
島木川が流れる水の豊かな里山では米やブドウの栽培が盛んに行われている。
またフクロウやブッポウソウなどの希少な鳥の生息地でも知られている。
「いつまでも若く美しく見られたい!」
そんな女性の願望に応える美容成分がたっぷりはいった食材。
かつて世界三大美女と言われた中国の楊貴妃も好んで食べたと言われている食材。
そんな食材が宇治町でが栽培されているという噂を聞いたので、さっそく入手してみた。
真っ黒いお米、みなさん見たことありますか?
こちらのお米は「黒米」という古代米の一種です。古代米は黒米の他にも赤米や緑米などがあります。
黒米は「おはぎの起源」ともいわれ、古くから日本の食卓を彩ってきました。
■黒米
国では明の時代、李時珍の「本草綱目」に黒米は滋養強壮に優れ造血作用があると記されています。
薬膳料理にも古くから使われていることから薬米の別名もあります。また、不老長寿の米として 中国歴代の皇帝に献上されたことから貢珍米として喜ばれていたようです。
栄養分は現代の白米と比べ、たんぱく質・ビタミンB1・B2・ナイアシン・ビタミンE・鉄・カルシウム・ マグネシウムなどが豊富に含まれています。そのため民間の言い伝えでは、
黒米を食べ続けると髪は黒くなり若返ると 言われています。中国をはじめ、アジアの各地で黒米は現在も広く栽培され、大切に食べられています。
http://www.ota-ya.jp/komekome/kodai/
この黒米がなぜ、美しくなれるお米なのか
それは、美容成分のアントシアニンが豊富に含まれているからなのです。
アントシアニンには強力な抗酸化作用があるため、活性酸素を抑制し、さまざまな生活習慣病の予防・改善、眼精疲労や視力の維持・回復など健康面の他、美肌、若返り、
アンチエイジングなど美容面でも高い効果が期待できる成分として注目を集めています。
※黒米は、白米に混ぜて使用するのが一般的です。
■調理方法
①白米1合に対し、大さじ一杯の黒米を加えます。
②一緒に洗い、炊飯します。
③炊きあがったら、ムラ無く均一になるように混ぜで完成です。
あら簡単!そして、まぁキレイ!
さっそく食べてみると、黒米の風味とお米全体に粘りが出て美味しい。
そして何より見た目が美しいので、根拠の無い自信だが食べると健康になった気がする。
食物繊維も入っているので、胃にやさしい。
毎日のご飯に混ぜるだけで、美容成分がとれるなんて素晴らしい食材だ!
そんな魅力たっぷりの黒米を作っている人はいったいどんな人なんだろうか?
きっと楊貴妃の様に美しいに違いない・・・
こんなハードルを上げると取材拒否されそうだが、実際に生産者を訪問し、話を聞いてみることに。
つづく・・・