こんにちは!たかはし移住コンシェルジュの佐藤です。
私が移住したのは9年前。当時は大阪でサラリーマンをしていました。
移住理由はズバリ「サラリーマン生活でのゴールが見えたから」です。
自分のしたい事(田舎暮らし)に挑戦したくなり26歳で移住しました。
そして、高梁市へ移住。標高550mにあるジャパンレッドの町並み「吹屋ふるさと村」の古民家を借りて生活しています。
今回はこれから移住する人の参考になればと私が感じた移住のメリットと大変だった事を紹介します。
9年間で感じた良い事と大変なこと
良いこと
1.四季を感じられること
都会だと四季はテレビの中からの情報でしたが、田舎は自然が教えてくれます。春はフキノトウが出てきて、桜や山の花が満開になり、5月はタラノメやコシアブラ。だんだん暑くなってきて、日本一暑い町となり、花火大会や松山踊りが開催されます。そして秋は美味しいブドウや松茸のお裾分け、鮮やかな紅葉。だんだん寒くなり、ここからは厳しい厳しい冬の生活が始まります。
季節感を肌で感じることができ、セットで美味しい旬の食べ物も味わえる。
野菜や山菜は味が濃くて本当に美味い!四季が感じられることは何年経っても最高の贅沢です。
2.家族の時間が取れること
サラリーマン時代は10時帰宅がほとんどでしたが、移住してからは18時帰宅。
家族でご飯を食べて11時には就寝。朝6時に起きて仕事。健康的な生活です。
自営業でスローライフではないですが、マイペース(自己責任)に暮らせるので快適です。
3.人のストレスを感じない
地域の人もとってもいい人でお世話になりっぱなし。
渋滞や満員電車もないので移動のストレスもなく。
田舎の景色を見ながらの暮らしは心穏やかに過ごせます。
他人からのストレスはほとんど無かった暮らしでした。
(害虫やイノシシ、雑草のストレスはかなりあります。)
大変なこと
1.車がないと生活できない
買い物、保育園、コンビニや銀行にいくのも車で片道30分、往復1時間。
・移動時間で生活時間がかなりとられます。
・燃料費がかかり、車のメンテナンス費(タイヤ・整備)も膨らみます。
・車移動中心なので、意外と運動しないため太りやすいです。
以上3点、運動不足対策と車内生活を快適にすることが今の目標です。
2.病院が遠い
これは私がアニサキスアレルギーという稀なアレルギーになって感じました。
夕食のイワシに当たってしまい、深夜にショック症状が出ました。全身蕁麻疹、血圧が下がり呼吸も苦しい。大家さんに病院に連れて行ってもらうのですが、片道40分の道のりは非常に心細いものでした。
子供が割り箸で喉をついたこともあり、その時は90分かけて倉敷の夜間救急へ。
病院が遠いのは心細いです。
蛇や蜂に気をつけて、大怪我しないように暮らすことです。
3.冬が寒い
夏は暑く、冬は寒いのが高梁市の特徴です。標高の高い吹屋は夏は涼しく、冬はかなり寒い。古民家なので隙間風も扇風機をつけたかのように入ってきます。
ストーブはフルパワーあっという間に灯油がなくなり、灯油代かかります。
冬はできるだけ部屋を仕切って、透明ビニールで隙間を埋めて春になる事を今か今かと待つ。
ちなみに我が家では5月までは朝晩冷え込むのでコタツやストーブは必要です。
以上、私なりのメリット・デメリットを上げてみました。
ご参考になれば幸いです。