道の駅というものをご存知だろうか。
「道の駅(みちのえき)は、国土交通省(制度開始時は建設省)により登録された、休憩施設と地域振興施設が一体となった道路施設。道路利用者のための「休憩機能」、道路利用者や地域の人々のための「情報発信機能」、道の駅を核としてその地域の町同士が連携する「地域の連携機能」という3つの機能を併せ持つ。
(中略)
これらの施設では、道路利用者に対してその地域の文化・名所・特産物などを活用したサービスを提供することが望まれている。さらに鉄道駅のようにそれぞれの地域の核となり、道路を介した地域連携が促進されるなどの効果も期待される。」
(ウィキペディアより)
というもので、全国いろいろな地方にあるのだが、地元の新鮮な野菜等が買えて便利なのである。高梁にもいくつかある。
だが今回はあえて、お隣吉備中央町の道の駅、「道の駅かよう」について紹介したい。
道の駅かようは高梁市街地から自動車で約20分ほど走ったところにある。岡山市へ向かう時にも使う道の途中にあるので寄りやすい。近付いてくると大きな看板が見えるから見逃すこともないだろう。
ここは、地元吉備中央町産の野菜は言わずもがな、高梁から作物を持ってくる人もいて、新鮮な野菜がいつでも買える。しかもとても安い。他にもレストラン、たこ焼き等の軽食が食べられるコーナーもあり、休憩に立ち寄るのも良いかもしれない。
実は高梁の宇治町で生産し我々が販売している雑穀なんかもこっそり陳列されている。
また、加工品の豊富さも魅力の一つといえるかもしれない。野菜を練り込んだせんべいは多くの種類が販売されている。吉備中央町名産のブルーベリーを使用した商品は、ジャム、ドレッシング、キャンディ等々、実にバラエティ豊か。
今回は従業員の方に、この冬の売れ筋商品について聞いてみた。
――この冬の売れ筋商品についてお伺いしたいんですが。
従業員の方(以下、従)「はい。最近は地元の大根がよく売れているようです」
――なるほど。やはり旬のものだからでしょうか。
従「はい。また、今かようには葉物野菜が少ないので、その代わり、という面もあるようです」
――そうですか。
従「ただ、葉物野菜の中でも白菜は別です。個人的には、一番売れているのは白菜ではないかと感じています」
従業員の人に聞いたとおり、店の外には数え切れないほど白菜が並べられている。大きく、おいしそうな白菜が驚きの値段で販売されている。炒め物など何にでも使える便利な食材だが、特にこれからの季節は鍋物の具材として重宝されるのだろう。
地元食材の新鮮さと安さ、安心感が売りの道の駅。かように足を運んでみても良いし、他の地元の道の駅と売られているものを比べてみるのも面白いかもしれない。
【吉備中央町 ホームページ(道の駅かよう)】
【道の駅かよう地図】