雲海(うんかい)とは、山間部などでの放射冷却によって、霧が広域に発生する自然現象で、寒暖差の激しい地域で起こる現象で、
雲の海に山々が島のように浮かんでいるように見えることから雲海と言われています。
雲海の発生原理
夜半、山間部などを低気圧が通過して湿度が高くなったとき、放射冷却によって地表面が冷え、それによって空気が冷やされていく。
ここで風の流れがない場合に、冷えた空気は(ボウル状の地形のため)その場に留まり、さらに冷却され続ける。
やがて一帯が飽和状態となり、空気中の水分が霧となって発生する。このときの様子が、山頂などの高所からは雲海として観察できる。
雲海の発生条件
季節:春、は秋(10月~2月ごろ)
時間:夜明け前~早朝
気象:湿度が高く十分な放射冷却があること(なるべく無風状態)
地域:高梁市内、成羽町内は雲海の中です。標高300m以上の見晴らしのいい場所がオススメ
高梁オススメ雲海ポイント
1.松原町「霧の海展望公園」
私の家の近くにある、この雲海スポット。
たまに早起きをしたら、寒さをこらえながら車を飛ばし展望台へ。
人生得したようなスケールのパノラマ雲海が出迎えてくれる。そして、自販機が設置されているので
そこでホットコーヒを一本買い、ベンチに腰掛け雲海を見ながら一息つくことが出来る。まさに雲海テラスである。
2.高梁市奥万田 備中松山城展望台
三年前は知る人ぞ知る穴場スポットでした。二年前に竹田城がgoogleのCMに登場して大人気に。
その横で、備中松山城はグッと唇を噛み締めて「俺のほうが凄いのに・・」と悔しがっていました。
そして、昨年バンキシャに天空の城として取り上げられてからブーム到来!!大人気スポットに。
「雲海の量が多すぎず少なすぎず絶妙なバランスで出現して、朝日が城を照らせば、天空の黄金城が現れる。」
そんな噂もございます。
3.川上町高山 弥高山
ここも大パノラマの雲海が見られる場所。空気も世界観も少し雰囲気が違うような気がする。
一度だけ言ったことがあるが、鮮明に記憶に残っている。もう一度早起きをして行ってみたい場所です。
これからの時期は弥高山公園の紅葉も美しいに違いない。
どうですか?高梁の美しい雲海写真の数々。実際に曇りなき眼で見ると何十倍も凄いことに気づくはずです。
そんな雲海の時期ですが、雲海の中の住民はあまりいい気分ではないのです。
晴れるのが遅い!!
寒い!!
朝の日差しを感じられない!!
今日は曇りかと思った!!
洗濯物が乾かない!!
などなど、雲海の季節は少し大変なのです。