今日はふらっと高梁の取材で有漢町にある最高のロケーションな公園 有漢常山公園へ。
インター降りてすぐの好立地にあります。
石でできた風車と芝生がとっても気持ちいい公園なんです。
ストレスが溜まったら、ここの芝生に転がって、1日のんびりするのもオススメです。
筆者もストレスが溜まっていたので久しぶりのオフを兼ねて常山公園へ
すでにパラダイス感が染み出てきている有漢地域。
今回のお目当ては常山公園ではなく、そこに隣接する「常山城」とその中に生息する「巨大スッポン(亀)」だ!!
いやー開放感がすごい!!
天気もよく、風もあり風車が良く回っている。 高知県の四万十町との友好関係を築いているこの石の風車。実際に回るんです。
さて、本題の常山城に向いましょう!!
おや??なんか怪しげなお店がある・・・・
私:こんにちはー(誰もいない・・・) 見るところ、古道具屋にも見えるが置いているものはネコ・フクロウ・カエル・カメなど 動物好きの筆者の心をくすぐる・・・ただ怪しい
なかなか興味深いものがたくさんある。ついつい夢中で商品を見ていると
「兄ちゃん!!」 びくっ!!(TдT)
なんと背後にオッサンがいるではないか・・・
オ「カエルの財布はいらんか?」
私「かっ・・・カエルの財布ですか?」
焦った・・・イラッシャイマセではなく、カエルの財布の営業、自分の父親くらいのオッサンがカエルの財布を勧めてくる。
オ「これや!!すごいやろ!」
私「・・・・(T_T) 」
オ「どや!!すごいやろ!!本物のカエルやで。こんなん誰も持ってないで」
オ「象牙もあるんやで!!これは内緒やけど」
私「象牙とか高いんじゃないんすか?」
オ「切れ端やから安いんやで」
私(素麺かよ・・・。)
自慢気に象牙っぽいものを取り出した親父。価格は1000円。紙の台紙に粘着テープで付けられていた。
ここまではオッサンのペースだったんで、逆に質問をしてみた。
私「おっちゃんのオススメはなんですか??」
オ「そうやな~なんやろな~色々あるからな~!!まあ探してみ」
がっかりだった。。。ガツンと行って欲しかった・・・玄関のミッ○ーとか、もっと!!歯切れが悪い
(ほら、おじさんには分からないと思うけど、全部4番バッターなんやで!!)
しばらくして おじさんが
オ「ギコギコガエルは知ってるか??」
待ってました!!!そうゆうの!!
私「ギコギコガエル(*´∀`)ワクワク!!なんですかそれ!?」
オ「これや!背中をこするとギコギコ音が出る木のカエルや」
私「それ、タイのお土産に友達から貰ったので知っています。(T_T) 」
私 ・・・・・・・・
オ・・・・・・・・そうか・・・・
ここまで、盛り上がった空気で帰るのも非常に気まずい・・・
何か買わないといけない空気が店内に漂う
何か!!何か安くていいものを・・・
さっきの牛は5000円!!アカン基本的に高い!!
そして、見るもの見るものだんだんガラクタにしか見えない・・・
うおーーーーなんだこれ!!隅のほうでカメがのんきに寝ている!!
私「オッサン!!これ!!これ下さい!!」
オ(えっ これ買ってくれるん!?)「800円です」
私「1000円だします。お釣り下さい」
オ「はい200円のおつり。」
オ「ありがとうな、今日おっちゃん初めてのお客や」
私「えっ・・・」
オ「朝から夕方までやって日給が兄ちゃんの800円だけやで!!寒い中一日やって・・・・」
私「マジすか!!いや、でもこのカメめっちゃ可愛いですよ!!」
オ「ははは 笑 そやろ!!おっちゃんもこのカメの様に寝ながら暮らしたいわ!!」
オ「今日はありがとうな!宣伝しといてな~ガラガラガラ」
そういってシャッターを下ろし始めるおっちゃん。
どうやら営業時間は4時までのようだ。
”カメの様な生活をしたい” そう言っていたおっちゃん 私からしたら、十分できていると思った。
前回のカニの記事と良い、スポンサーもいない「ふらっと高梁」の取材で、やけに出費がかさむ。
おっさんと別れてから、カメと私の2人になった。本来の目的である常山城を目指す。
中にも入って、色々写真を撮ったが、どうもこのカメの置物がインパクト強すぎて、常山城がボケてしまう。
常山城はまた後日記事にするとして、このカメを何とか記事として生かす方法を考えてみた。
しばらく、車の中で考えてみた。ふとオッサンが別れ際に言った言葉を思い出した。
オ「このカメな~あそこの風ぐるまの所に置いたら最高やぞ!!ガハハハハ」
その時はカメを手に入れた興奮で意味が分からなかったが、冷静になって謎が解けた!!
そして、カメと僕と風ぐるまの写真撮影会が始まった 芝生にカメを設置し、男とカメの撮影会!!
いい買い物をした。いい写真も撮れた。上機嫌で帰路についた。
帰って嫁に写真を見せて自慢をしたら、腹をかかえて笑ってくれた。
おっちゃん800円で明るい家族の笑いに繋がったよ!!本当にありがとう。
さて記事でも書こうかと思ったら・・・
嫁「ねえねえ、この写真の右下に似たようなカメっぽいのがいるんだけど・・・」
なに!?確かに似たような陶器の何かがいる!?
しばらくは行くことないと思っていたが・・・ 近いうちにまた行くことになるだろう。
みなさんも、古物のお店でパートナーを買って、写真を撮ってみませんか。
それが新たな発見に繋がるかもしれません。