昨年8月より改修工事が始まった吹屋小学校。
吹屋小学校は明治6年(1873年)「第三十九番小学校」として開校され、現役で使われていた国内最古の木造校舎として
岡山県指定重要文化財に指定されました。
3月5日に吹屋小学校の中が見れるというウワサを聞いて、
小学校に行ってみると。
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あらー見事に足場に、おおわれているじゃありませんか・・・。
美しい木造の校舎の観る影もなく・・・寂しいですね。
どうやら、かなり傷んでいたみたいで柱や床が傾き、雨漏りも発生していたみたいです。
3月5日は第一回目の修理現場の公開。特別に見学用の足場が組まれており、ヘルメット装着の元現場へ
さて、ヘルメットを被り、今日だけ登れるという足場を登ると
普段見れない小学校の石州瓦に大接近!!どひゃー!!
吹屋の町並みも「石州瓦」が使われています。
島根県南部(石見地方)発祥の瓦で、吹屋周辺では「塩田瓦」と言われていました。
宇治町の塩田地区で昭和48年まで石州瓦職人が瓦を作っていました。
これから本格的な修理が始まるわけですが、これが気の遠くなる作業。
瓦も一枚一枚番号をつけてはがし、傷んでる部分だけ交換し元通りにするんだとか。
瓦だけでも大変そう・・・
第二回の修理現場公開の情報を入手しました!!
地元のおばちゃんの話だと、次回は屋根瓦を外して、屋根の状態が見れるそうです!!
修理が終わるのは5年後だそうですが、こうして修理も公開してくれると小学校との関係が続いて嬉しいですね。
第二回修理現場公開
日にち : 平成28年3月26日(土曜日)
時 間 : 10時00分~15時00分(15分ごと)
回 数 : 20回 1回25名程度
http://www.city.takahashi.okayama.jp/soshiki/38/fukiya-school-koukai.html