こんにちは、移住コンシェルジュの山縣です。
11日に有漢(うかん)町のハレの日に行われてきた伝統風習である「コトコト馬」というワラ細工を学ぶイベントが無事開催できました。
市外からの参加者2名に加え、有漢の地域住民の方も参加してくれ、合わせて15名以上の参加となりました。
地元の方は「子供の頃、見よう見まねでやっていたが、ちゃんと習ったことはなかった。懐かしいな」ととても真剣に作られていました。
藁をよじりながら縄にしていく縄を「なう」という作業がとても難しく、私は断念して講師の方にお願いしてしまいました・・・。
コトコト馬は主に正月明けの10日や11日に、縁側で作られ、各家庭を周り、作ったコトコト馬を置いて帰るというもので、年中飾っておくものではないそうです。そしてコトコト馬を置いて帰る代わりに正月のお菓子やみかんなどを持って帰るというなんとも不思議な風習だということも学びました。
どうしても便利な世の中になり、忘れられていくものも多いですが、残せる技術や風習は可能限り残していき、風化させたくないなと改めて強く感じました。
私も1回だけではきれいなコトコト馬を作ることができないので、忘れないうちに何回も練習したいと思います。
今回のイベントは市外の方から「コトコト馬について知りたい!」と問い合わせがあったことがきっかけで、開催できました。
今後も高梁市について興味を持っていただけるように、高梁市の面白いところ素敵なところの投稿をしていきたいと思います(^○^)
講師のお二方、ありがとうございました。
問い合わせいただいたF様、ありがとうございました。
そして開催にあたり協賛いただきました、有漢公民館、梁クラスの皆様にも感謝申し上げます。
コトコト馬に興味が出てきた方、一緒に作ってみませんか?いつでも気軽にお問い合わせください。