【移住者インタビュー】直感で移住!吹屋で子育て!

こんにちは。移住コンシェルジュの山縣です。
今回は高梁市に移住した先輩移住者さんに移住のきっかけやその後の生活などについてインタビューをしてきました。
現在、高梁市に限らず、移住を考えている方にはぜひ読んでもらい、参考になれば幸いです☺️

でははじまりはじまり〜

銘形 一哉さん(めいがた かずや) がっちゃんの愛称で吹屋の人気者
 東京で就職していたが、東京での生活に違和感を感じ、自分の理想生き方・生活に関するキーワードをインターネットで検索すると「高梁市成羽町吹屋」がピンポイントで出てきて、迷うことなく「行ってみよう!」と思い立ち移住した。
 移住後は吹屋ふるさと村の地元住民のお手伝いや、新聞配達をしながら生計を立て、地元に馴染んでいった。その中で、40年前から「吹屋の味を食べてもらいたい」と地元の有志の奥様方で経営していた「吹屋食堂」が存続の危機にあると聞く。

吹屋のみんなが守ってきた味を絶やしたくないという一心で、継がせてもらえないかと相談し、2020年に「2代目 吹屋食堂」としてリニューアルオープンした。

三男とパシャリ

銘形 友美さん(めいがた ともみ)ともちゃんの愛称でがっちゃんと吹屋でお店を営む
 岡山市でシングルマザーとして3人の子供と子育てに奮闘している中、自分が笑顔になれない現状で、本当に自分が描く理想的な子育てができているのか疑問に思い、理想的な子育てができる場所に移住したいなと考え始めた。
友人が吹屋ふるさと村にいることもあり、一度遊びに行ってみると、直感的に「ここだ!」と感じ、次の日には移住の意思を伝え、1週間後には移住を決めた。
 同じ移住者であるがっちゃんと出会い、子供とがっちゃんが接している様子がとても自然に思え、交際を開始し、結婚する。今では新しい命も授かり、家族6人で笑顔が絶えない生活をしている。

タケノコ堀がすっかり板についたともちゃん

●おふたりが移住を考えたきっかけを教えてください

ともちゃん
 いわゆる市街地での子育てをしている中で、子供が関わる大人がほとんど学校の先生、親であることが、子育てをしていく中で狭い世界だと感じ、「たくさんの大人と関わってほしい」という思いが芽生えた。
また、母親である自分自身も笑顔が少なくなり、笑顔で子供たちに関わりたいと思い、友人から紹介された吹屋ふるさと村に「行ってみよう!」と思い立ち、移住を決めた。

がっちゃん 
 東京で働く中、効率や便利さを追求する生活に違和感を感じ、自分らしく生きていける場所はないかと模索するようになる。
そんな時、自分が理想だと思っている地域の条件をキーワードとし、インターネットで検索してみると「高梁市吹屋ふるさと村」がピンポイントで出てきた。
そして迷うことなく行ってみようと、次の就職先も住む家も決まっていなかったが、着の身着のまま岡山県高梁市を訪れた。

●移住してみて感じたことや思ったことを教えてください

ふたり
 吹屋の人たちの接し方が、本当に当たり前のことを当たり前にしてくれることに心を打たれた。
打算的ではなく、見返りを求めるのではなく、そこに困っている人がいるから助けよう、そこに子供がいるからあやそうなど、今まで住んできたとこでは体験できなかった、人との繋がりに心を打たれた。

 また、市街地で子育てをしていると夜泣きなどの子供の声に対して「うるさい」「迷惑」と言われていたが、高齢化が進む吹屋では「子供の声が聞こえることが何よりも嬉しい」とどんな大きな声で泣いても笑顔で接してくれたことが何よりも嬉しかった。

吹屋のおじいちゃんやおばあちゃんがあやしてくれる
吹屋の大人に群がる子供たち

●移住して感じた良い点・悪い点があれば教えてください

ふたり
 正直、移住して得られたメリットに勝るデメリットは無いと思う。
よく、田舎は干渉してくる、お節介など言われるが、それも含めてその土地の風習だと受け入れいれている。
 そもそも、吹屋で得られる人と人との繋がりの有り難さ、子育てを笑顔でできるためにと移住をしてきたので、ちょっとしたことも「受け入れられる!」と思っている。

自由に走り回って遊ぶ子供たち
ため息がでるほど大好きな吹屋の里山風景
木登りも上手になるよ
がっちゃんが2代目を継いだ「吹屋食堂」

●移住して身につけたスキルを教えてください

がっちゃん
 デメリットを恐れなくなった

ともちゃん
 理想的な生活のためにという軸をぶらさず、そのためには全てを受け入れる力、また柔軟に困難をスルーする力

日本遺産の「ジャパンレッド」の街並みを走り回る子供たち
家族でボードゲーム

●今後移住を検討している方へのメッセージをお願いします

がっちゃん
 高梁市に限らず、移住先を選ぶのはどこを選んでも生活に関しては正直一緒だと思います。
移住した先で「自分が大事にしたいこと」がぶれずに生活ができるかどうかなと思っています。
ただ、吹屋ふるさと村はいつでも受け入れる気持ちを持っている地域なのでいつでも遊びにきてください。
 また、大事なのは「謙虚さ」だと思います。都会だから、田舎だからと区別せずにふらっとに接することが必要だと感じます。

ともちゃん
 「田舎に移住する覚悟」は正直まったく持っていませんでした。ただ、自分が理想とする子育てをするためには何があっても受け入れようという思いは常に持っていました。色々な選択肢がある方がいいですが、とりあえず「良い!」と思えばまずは足を運んで土地を感じ、人と触れ合ってみてください。
身体と心が感じることが正解です!吹屋でお待ちしています。

銘形ファミリー


いかがだったでしょうか?
私はインタビュー中にともちゃんが話していた「シングルマザーだからこそ、人との繋がりを求めて移住した。子供たちが別人のように性格も変わったのがとても嬉しい。」という言葉に心が打たれました。
また、「ぶっちゃけ、移住先はどこでも同じなんじゃないか。自分がなにがしたいかがぶれないようにしていけば後悔なんてないと思う」というがっちゃんのまっすぐな言葉もハッとさせられました。

 移住を検討されている皆さまに、少しでも銘形ファミリーの吹屋に対する想いや、移住に関する想いなどが伝わればなと思いインタビューさせていただきました☺️
いつでも吹屋は、みなさまの訪れをお待ちしておりますので、お気軽にご相談ください😆


がっちゃん、ともちゃんインタビューにご協力いただきありがとうございました☺️