8月6日(土)、高梁市文化交流感で「親と子の学習フェスタ」が開催された。高梁市と市PTA連合会が共催、市内の子どもたちが親と一緒に参加できるイベントで、学生ボランティアによる体験コーナー、託児コーナーなどのほか、学校関係のコーナー、グッド・トイの体験コーナーなどが盛り上がった。
※グッド・トイとは・・・NPO法人日本グッド・トイ委員会が認定するおもちゃ。安全性、長く遊べるかどうかなど、複数の観点の審査を通過したおもちゃが認定される。
さて、高梁市で子ども向けのイベントといえば、毎年6月にはわくわく子どもフェスタ21が開催される。今年6月にも、多数の子どもたちで盛り上がったことが記憶に新しい。
わくわく子どもフェスタ21、親と子の学習フェスタ、二つのイベントは子どもたちが対象という点は共通しているが、異なる点も多い。今回は両イベントを比較したい。
まずは、主なコーナー。わくわく子どもフェスタは、飲食、体験など様々だが、親と子の学習フェスタでは、親向けのセミナーが開かれたり、子どもたちの体験コーナー、おもちゃ遊びが充実しており、体験・学習の面が強いように思われる。
その例として、親と子の学習フェスタでは、コーナー全て無料。体験コーナーはもちろん、婦人会が作るかき氷も無料で配布される。とはいえわくわく子どもフェスタの飲食コーナーも子ども向けに格安で販売している。
わくわく子どもフェスタは、地元の各種団体がコーナーを運営しており、その団体の子どもたちが店番を手伝っているところもあり、子どもたち同士の交流や、お祭り的な楽しみ方ができる。
親と子の学習フェスタは、上記の通り、親向けのセミナーが開催されるのも特徴。親はセミナーの間、子どもを託児所や学生ボランティアに預けることもできる。
ボランティアに連れられた子どもたちが各コーナーのグッド・トイで遊ぶ様子がよく見られた。
高梁市の二大子ども向けイベント「わくわく子どもフェスタ21」「親と子の学習フェスタ」異なる点はあれど、どちらも子どもたちの楽しみとなっていることは確かなようだった。